東海学園高等学校

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令和6年度 「くうきが僕らを呑み込む前に」講演会

令和6年度 「くうきが僕らを呑み込む前に」講演会

2024/10/07お知らせ

10月7日(月)、13:30~15:00までの時間で、本校飛翔館アリーナにて「合意形成に関する講演会(合意形成する能力を育成する取り組みの一環としての講演会)」を実施しました。

今回の講演会は、本校のグランドデザインとして掲げている11の目標のうち、「他を認める」「他を思いやる」「合意形成する」を育成することを目的としています。

 

 

講師には『「くうき」が僕らを呑み込む前に』の著者であり、専修大学ジャーナリズム学科の山田健太教授と、共著者で絵本作家である玉村幸子さんをお招きして、講演をしていただきました。

まずは生徒にも身近な文化祭での企画や学校の校則を例に、多数決や話し合い、ルールの必要性などについて考えました。「誰でも発言できる環境があるか」「少数意見は尊重されていたか」「自由なだけで良いのか」「良いと悪いは誰が決めるのか」など、正解が出ない問いに対して、生徒がじっくりと向き合う時間を設けました。

 

 

最後に、山田教授と玉村さんから「日頃から”考える習慣を持つこと”や”意見を持つこと”が、社会でも声を上げられることに繋がっていく」という、力強いメッセージをいただきました。

今回の講演会は、表現の自由や言論の自由、ジャーナリズムや民主主義といった、社会の中でも欠かすことができない内容について、生徒が自ら意識をもって学ぶ機会に繋がったことと思います。