カナダ留学について


留学に行くなら、やっぱりカナダ!
カナダを選ぶ3つの理由。
1.環境
広さは日本の約27倍で、世界で2番目に広い国ですが、人口は日本の約4分の1。肥沃な平野、広大な山岳地帯、多くの湖や河川、そして北極ツンドラへと続く原生林とバラエティに富んだ自然環境です。雄大で多様な自然があふれる空間の中、落ち着いた学習環境があります。また移民が多く、様々な文化や言語に触れることができます。

2.教育
移民を歓迎し、英語とフランス語の公用語教育の経験が豊富で充実しており、第二言語習得のノウハウが詰まった国です。教育に関心が高く安全で清潔な学習環境、質の高い指導内容と最新鋭の設備があります。大学等の教育を受けた成人の割合(53%)が高く、米国、イギリス、フランスを含む他の経済協力開発機構(OECD)加盟国の水準を超えています。

3.英語
カナダ英語は、イギリス英語とアメリカ英語の中間に位置するアクセントを備え、方言もほとんど無いニュートラルなものです。英語習得を目指す多くの人が留学先をカナダに選びます。多くの国際的なテレビ局がカナダ人のニュースキャスターを好んで採用する理由も、彼らの英語がわかり易いからです。

3年間の流れ
留学前・留学中・留学後
留学前
様々なアプローチから1年次に約400時間を超える英語学習。
高いコミュニケーション能力と深い異文化へ
理解を有する国際人を育成。
5人のネイティブでたくさん話せる
多文化共生の社会では、言葉・文化・習慣・考え方など様々なアプローチが必要。アメリカ人、カナダ人の英語、男性、女性の英語を通して、多様な英語に慣れます。
朝、放課後の英語トレーニング
マンツーマンで徹底的に基礎力を養う。英語を使い、発音指導からニュース記事に関するディスカッションまで、いつでもネイティブとトレーニング!
夏の特別プログラムで英語づけに!
集中的な英語づけの4つのプログラムです。カナダ文化概論、名古屋外国語大学連携授業、ディベート&ディスカッションなどが行われます。
各種コンテストに参加!
実践的に使える英語を目指とし、学校内外で行うスピーチ大会、プレゼンテーション、ディベート大会など、実際に英語を使用する場で積極的にチャレンジします。
ネイティブ担任で教室が海外に!
留学コースクラスにはネイティブ担任がそれぞれ1名ずつおり、朝から帰りのSTの時間まで英語を使い毎日を過ごします。日本人担任のサポートも受けることができます。
資格試験にじっくり取り組む
英語の4技能をバランスよく伸ばすために、TOEIC、英検、GTEC、TOEFLなどの対策に力を入れています。英語力を客観的に測り、自分の成長を確認。
カナダキャンプ(宿泊体験学習)
探検ゲーム、交渉人ゲーム、インドアホッケー、サバイバル講習など、実際に英語だけを使い続けて楽しみながら学ぶ生活体験を行います。
スタディ・バディ(SB)の先輩
英語のスコアアップに苦労して、カナダで奮闘してきた先輩たちが、学習サポートや留学生活アドバイスをしてくれます。
留学中
東海学園高等学校の留学は正規留学です。入学した留学コース生徒全員がカナダのブリテッシュ・コロンビア州の5つの学区にある10数校に留学します。各校に、少人数で分かれて派遣され、中には1校に1人だけ派遣されるという生徒たちもいます。1人1つのホストファミリーとともにホームステイで過ごします。語学研修とは異なり、正規留学では放課後の部活動や、ボランティアでの職業体験、現地高校生たちとの触れ合いなど、語学研修では決して得ることができない体験をすることができます。
留学コース生全員が、1年間カナダ留学に
入学した留学コース生のみんながカナダのBC州の7つの学区の20数校に留学。各校には少人数で分かれて、中には1校に1人だけで派遣されます。
安心安全のホームステイ、トラブルにすぐ対応
TGRCがカナダの教育学区と直接話して、質の高いホームステイ先を厳選しています。しっかりと見守られ、トラブルや相談にも即座の対応が可能です。
豊富なアクティビティで
新しい自分に出会う休日はショッピングモールで買い物をしたり、クリーク(小川)で泳いだり、裏庭でバーベキューをしたりと、ホストや友人と一緒に町や大自然の中で楽しみます。
豊富な種類の選択授業で
自分の進路が見つかるカナダの高校の大きな魅力は豊富な選択科目!天文学や、写真、心理学、犯罪法学、ダンスなどたくさんあります。
カナダの高校で
新しいクラスメイト!現地の公立高校でカナダの生徒と一緒に授業や試験を受けます。カフェでクラスメイトと宿題をしたりして、わからないことを聞いたりします。
夏期長期休暇は、
カナダの大学で集中講座を!留学中の夏休みの2ヶ月間、カナダの大学や語学学校で、ESL(英語授業)専門の指導者から質の高い授業を自分のレベルに合わせて受けます。
留学後
次の私には、英語ができるだけじゃものたりない!カナダ留学で身につけた英語力を、TOEICや英検、TOEFLなどの資格試験や大学入試に活かすため、次の段階に進んだ学習を用意しています。留学コースの4分の1の生徒が3年生では英検準1級に合格し、TOEIC 750点を超えていきます。英検1級に合格する生徒や、TOEICで950点に到達するような生徒もおり、標準的な高校生レベルを大きく超えて成長していきます。また、英語力だけでなく、国際的な視野と批判的かつ創造的に考えるスキルを身につけ、これからの平和な世界を築いていく次世代のグローバルリーダーになるため、次のステップへと進んでいきます。

OB・OGインタビュー
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国際教養大学
国際教養学部
平栗 蒼大 くん -
私がTGRCに入学した理由は自分の英語の言語力を留学などのプログラムを通して向上させたいと思ったからです。幼少期をアメリカで過ごし、英語の学習に興味を持っていた私は、ネイティブによるクラスや、留学のための英語を学習する授業などを受けることによって、自分の英語力をさらに高め、将来につなげられるスキルを身につけたいと思い、TGRCに入学することを決めました。
私の1年生のころの留学コースプログラムで一番印象に残っていることは、高校生英語ディベートとネイティブの先生による授業です。これまで英語学習でディベートは一度も行ったことがなく、クラス内だけでなく、県外の様々な高校からの生徒たちと同じトピックに対して意見交換をすることで自分の物事に対する視野を広げることができました。英語を使っての議論が初めてである上に、難しいトピックについて相手の話している内容を把握し、自分で即興で話すのがとても難しかったです。練習を繰り返しておこない、試合後には相手チームと話して自分の話し方を修正するなどして努力しました。ネイティブが担当する授業では、カナダに関する知識をベースとした授業でした。留学に必要になる表現力を身につけながら、自然と英語で自分の意見を伝えることに自信が持てるようになりました。
カナダのブリティッシュコロンビア州のゴールデンという自然に囲まれている小さな山間の町が私の留学先でしたが、そのため豊富なアウトドアアクティビティーに満喫することができました。学校でも「アウトドア」の授業を選択し、ロッククライミング、アイスクライミング、カヌー、犬ぞり、マウンテンバイクなど様々なアウトドアアクティビティーを経験することができました。どれも初めての経験でしたが、どんなことにも挑戦する姿勢が持てるようになりましたし、また友達をたくさん作ることができました。長いシーズン中には友達と毎週のようにスノーボードに行き、自然と会話が増えて、英語力が爆発的に伸びたと思います。
また、カナダではインターアクトクラブという地域貢献をする部活などで活動していました。日本よりもボランティアというものが身近に感じることができ、フードバンク、苗木を植える緑化、市のハロウィンイベントの運営などのボランティア活動は、たくさんの町の人との交流を通して地域活性化のお手伝いができたと思います。
帰国後、TGRCの先生方のサポートとクラスメイトとのコミュニケーションにはとても支えられました。先生方はとても生徒との距離が近く、いつでも質問をしたり、頻繁に個別面談を行うことができ、自分のペースに合った入試準備をすることができました。その中で自分自身もより活発になり、より進んで勉強をするよう促されていったと感じます。クラスメイトとの仲は三年間を通して深いものとなり、互いに協力して面接練習をしてアドバイスしあったり、時事情報やトピックを共有しあうことで自分自身を高めてくれたと思います。
私は将来、環境問題の改善に対して携わり、WWFなどのNPO団体のもとで働きたいと考えています。オーストラリアの自然火災のニュースを見て、調べたとき、火災の要因の半数は人間によるものだと知りました。人の環境問題に対する意識の低さによって自然を壊したくはないと思っています。私はNPO団体で問題意識の向上を図った講義やイベントの運営などに携わることを目標にして、大学で学ぶ決心です。 - 留学コース/日進市立日進東中学校出身
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上智大学
国際教養学部
武川 茉奈 さん -
TGRCのプログラムの中で最も影響を受けた活動は全国高校生英語ディベートの活動でした。自らの意見を発する大切さや相手の意見を尊重する技術を手に入れることができたと思います。また、自らが主体となり積極的に学ぶ姿勢の大切さに気付くことができる機会になりました。TGRCでは私たちが全国高校生英語ディベート参加するためにサポートしてくれる授業やイベントが豊富にあり、自らが行った分、成長することができたと思います。私はサマリースピーカー選手として仲間や相手が発言したことを受けて自分の発言を繋いでいくことが難しかったのですが、チームワークの大切さを学ぶいい機会になったと思います。
カナダ留学ではとても多くのことを知り、経験し、学ぶことができ、そして将来への目標を見つけることができたと思います。
私がカナダ留学中に参加した「リーダーシップ」という授業の活動を通して、「世界でリーダーになるということは互いの意見や文化を尊重し、交渉する力が必要になる」と気付かされました。同時に、様々な民族が共生するカナダでたくさんの人と関わる中で、世界では文化や習慣、考え方などの「他と異質なもの」を受け入れることができず、差別や格差に繋がっているということを目の当たりにしました。これらの経験から、異文化理解力や交渉力の向上と共に、社会が直面する課題に興味を持つきっかけとなったと思います。1年時に学んだTGRCでは仏教について、そして留学中のホストからはキリスト教について、宗教について学ぶ機会もありました。ホストは毎週日曜日に教会での集会に参加される方でしたので、私も参加させてもらい海外の文化に深く根底にあるキリスト教文化について学ぶことができました。
帰国後にTGRCのプログラムを受ける中で、私は「たとえ失敗を経験したとしても、その悔しさをバネとして努力し続けることが大切である」ことを学ぶことができました。TGRCのクラスメイトや先生たちと一緒に学ぶ環境において、自らの意志を芯として確立させ、置かれた環境でベストを尽くすことで飛躍的に成長できたと思います。 TGRCの授業を通して、これまで自分が持っていなかったたくさんの観点を持ち、世の中を理解することの面白さを感じることができました。大学では英語を使いながら政治経済に関する専門的な知識を吸収し、国際社会が直面する課題の解決に貢献できるような人材になりたいと考えています。NGOやNPO団体に所属し、「真の国際人とは様々な国や地域の人に友情を感じられる人物である。」という信条の元で、私がカナダ留学中に経験した問題に取り組んでいきたいと思っています。ヨーロッパからアジア諸国までの多国籍な国際環境において、私が目指す人材になるためには様々なチャンスや試練があるでしょうが、将来国際機関の一員として他人の悲しみや痛みに共感し、差別問題で苦しんでいる人々を救うことが自分の使命だと思っています。 - 留学コース/名古屋市立伊勢山中学校出身
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立命館アジア太平洋大学
アジア太平洋学部 アジア太平洋学科
永田 梨慧茄 さん - 将来は英語関係の仕事をしたいと思っていたのでTGRCに決めました。留学前には英語力を上げるためのプログラムがたくさん用意されています。英語を使う多くのプログラムを通して、英語で様々な問題を解決したり相手に意見を伝える機会が多くあり、コミュニケーションの大切さ、難しさを感じました。1年生の全国高校生英語ディベート大会に向けてクラスメイトと助け合いながら準備をしていく中で、自分の実力や出来なさが目に見え、頑張ろうという気持ちに繋がったと思います。その経験がカナダの授業での友人とのコミュニケーションの機会を広げることになりました。留学中はホストファミリーとのコミュニケーションを大切にし、ホストマザーやホストシスターと深く心から繋がることができて、生活の些細な不安や疑問も解消でき、安心して生活することが出来ました。また、現地でたくさんのボランティアに参加することにより、英語を学べる機会を増やしながら、多くの人と関わる機会を持ち、フードバンクでのボランティアでは食品ロスに対する考え方や、実際の社会での取組みの違いなどを知ることで視野を広げることができました。将来、世界で起こる問題に目を向けて、グローバルな世界でも生き残れる人になるために大学でさらに学びたいと思っています。
- 留学コース/東郷町立東郷中学校出身
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立命館大学
経営学部 国際経営学科
若原 楓 くん -
日本の価値観だけでなく、留学を経験して新たな価値観を身につけ、より幅広く、豊かな発想を持った人間になろうと考え、英語が苦手でとても不安でしたが、TGRCに飛び込みました。英語ディベートや、日々のプレゼンテーションなどで、学びに対する意欲が変化していくのを感じることができました。TGRCでは自分から学び、相手に伝える機会が多くあるので、ただ知るだけでなく物事の本質を知ろうとする習慣がついたと思います。
留学中、ホストとの深い関わり、サマープログラムの大学での経験、また現地での高校生活おいて、文化の違いを痛感しました。カナダは多文化共生社会であり、多種多様な人と接する機会が多く、日本では当たり前であっても、他国では通用しないことが多々ありました。それらの経験により、日本文化の素晴らしさや欠点を知ることができ、自分自身をより成長させることができたと思います。言葉で自分の気持ちを表す文化を持つ国なので、自分の意見を伝えることで、会話をスムーズに持ち、周りの人との関係を良くすることができました。TGRCでは帰国後の学習サポートを受け、大学受験の準備や資格取得に努力する姿勢を磨くことができたと思います。大学では、経営学を元に今後のグローバリズムの在り方を研究したいです。他国間での協力を重視し、どのように新たなグローバリズムを促進していくべきか研究し、文化や法律、価値観の違いから発するトラブルを仲裁する役割で社会と関わりたいと思っています。 - 留学コース/長久手市立南中学校出身
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同志社大学
グローバルコミュニケ―ション学部
谷口 滝基 くん -
TGRCでは人前で英語で意見を伝えることを徹底的にトレーニングしてもらいました。自分の町、好きなもの、様々な話題などについて、構成や演出も自分たちで考えて紹介ビデオを作成するなど、初めはとても難しく感じましたが、多くの経験を通して話すことが得意分野に変わったと思います。
カナダで所属したバスケ部、サッカー部の活動を通して、チームメイトと一緒に行動し、同じ目標に向かって努力することで、人種が異なっていてもお互いを尊重しあえる関係になり、友達もたくさん作ることができました。ランチタイムに一緒にバスケをしたりなど、学校生活に溶け込むことができ、自分がカナダで受け入れられていることが実感できました。多国籍のカナダで、様々な国民性を知ることができました。日本のメディアの影響で思い込んでいたことが、実際には全く違っていたことが多くあったと思います。また、シェイクスピアを扱う文学の授業や、戦争での日本の立ち位置に関する世界的で客観的な視点を扱う歴史の授業など、アカデミックに考えることの面白さを知ることができました。
帰国後も異文化理解、移民問題など、留学中に感じたことを学び直すことで、自分がカナダで触れてきたものをさらに深く理解することができたと思います。大学で更に研究し、将来は日本在住の外国人労働者と日本人の壁をなくすために、施設やイベント作りを地域や自治に提案していける人材になり、異文化交流を広めることに貢献したいと考えています。 - 留学コース/みよし市立三好丘中学校出身
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関西学院大学
法学部 法律学科
鈴木 翠 さん -
留学前の指導、留学先で安心して暮らせる手厚いサポート、そして留学後の資格試験のハイスコアと難関大学合格を目指すことが出来る環境のあるTGRCを選びました。
留学前のプログラムである英語ディベートでは、アカデミックな議題について論理的に話す力を身に付けることが出来ました。PUT形式によるネイティブの先生方との少人数クラスでは、先生が一人一人と向き合って授業をしてくれるので、スピーキング力が身につき、実用的なスピーキング力が身につき、カナダに行ってからとても役に立ちました。
初めての海外だったのでとても緊張しましたが、温かいホストファミリーと楽しい留学生活を過ごすことができました。イースターやサンクスギビングなどのイベントを経験でき、カナダの家族のかたちや文化を知ることができました。カナダには世界中から留学生たちが来ており、自分の中のダイバーシティを広げ、様々な国民性を持つ人たちをまず受け入れて、理解しようと努力しました。相手の考え方や振る舞い方、文化を学び、様々な国民性に対するステレオタイプ的な考えを捨てることができました。多民族国家であるカナダの社会において全ての人に平等である法律はどのように扱われているのかについて興味を持ち、カナダの学校でも法律の授業を選択しました。大学で国家間における法律について研究し、将来、国家公務員一般職試験に合格し入国審査官として国家の安全に貢献したいと考えます。そのため大学では民法や憲法など法学の基礎的なことを学び、自分の長所である国際感覚と語学力を法学に関連付けるために国際関係法を学んでより専門的な分野から社会に貢献したいと考えています。 - 留学コース/日進市立日進西中学校出身
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立教大学
経営学部 国際経営学科
加藤 公香 さん - 高校生活を通して何かに特化して自身の付加価値をつけたいと思い、興味があったTGRCの説明会に参加したのち、先輩方に憧れて志望をしました。1年生では授業内のディスカッション、プレゼンテーション、英語ディベートの活動など、他者やチームメイトとの協働の重要さを学んだと同時に、アクティブラーニング形式での学習環境が主体的に意思や意見を持つことの練習になり、カナダでの授業参加に役立ちました。留学中では初めての海外生活で最初は戸惑うことばかりで様々な場面でカルチャーショックを経験しましたが、多様性を肌で感じて学ぶことができました。ホストや友人に対して感覚で伝わるだろうと思っていたことが伝わっていなかったり、遠慮してしまったりしていましたが、こうした経験や失敗を通して、どんな場においてもコミュニケーションの質の大切さを学ぶことにつながりました。多国籍国家であるカナダで様々な国からの友達ができ、日本を他国からの異なる視点で見て、大切なことや問題点など様々なことに気づくきっかけになりました。カナダには様々な考えのもと、他者の考えに対してとても柔軟で、新しいものを受け入れる体制があります。帰国後も、留学を通してそれぞれが得た尊重はもちろん、理解できる共通の価値観の中でさまざまなディスカッションなどにクラスメイトと高め合いながら取り組むことができました。こうした環境の中で日本にいても生活できたことはとても貴重なことだったと思います。大学の出願書類の作成や小論文の添削、面接練習など本当に助かりました。大学では英語で経営学を専門的に学ぶのでTGRCで身につけた英語力を活かしていきたいです。将来はCSR(企業の社会的責任)と向き合いながら単に何かを社会や人々に提供するだけでなく、利益を生み出しながら社会貢献できるような経営に関わりたいと考えています。
- 留学コース/日進市立日進西中学校出身
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同志社大学
グローバル・コミュニケーション学部
近藤 花 さん -
今の時代は英語を使えないと就職に困ると考え、3年間で高校を卒業できる制度や留学費用が他と比べて安いことなどが決め手となり、他のみんなより先に英語を身につけ、海外で未知の体験ができるTGRCはまさに私が目指す道でした。
入学した時は、帰国子女など英語レベルの高い人たちにおいて行かれるのではと不安でしたが、どのレベルからでも留学までにある程度の英語力を得られる補習や授業での取り組みによって留学先で困らない程度まで成長することができました。留学中に経験したことで特に印象に残っているのは、ホストマザー、ホストシスターとの生活で、ホストマザーの手伝いや夕食を一緒に作ったりしながら、毎日ニュースについて話したり、その日あったことなどたくさん話をしたことです。夕食後には真夜中まで語り合ったこともあり、英語力を伸ばせただけでなく、人生についてもたくさん学びました。会話力が上がったことで、現地で所属していたバレーボール部ではカナダ人しかいない中、キャプテンに選ばれたことがとても誇らしかったです。キャプテンとしての役割を果たしながら、他の選手たちととことん語り合うことができ、リーダーシップ能力やコミュニケーション力の低さに目を向ける機会にもなりました。苦労しながらも、チームメイトに支えられ、責任を果たすことができたのが本当に嬉しかったです。大学では韓国語などの他言語を日本に来る留学生たちを通して学びたいです。韓国と日本の関係性について深く研究をして、友好関係の向上に貢献をしたいと考えています。 - 留学コース/愛知郡東郷町立諸輪中学校出身
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法政大学
経営学部 経営戦略学科
原 詩穏 くん - 中学生の時、英国に語学研修に行ったとき、欧州や南米からきた自分と同世代の生徒は流暢に英語を喋っていたのに自分はyes, no, thank youぐらいしか言えず歯痒い思いをしました。他の高校よりも安価に留学できることや、三年間で卒業できることも魅力的だったので、TGRCを選びました。常にネイティブの先生がいる環境があり、どの先生方も入学当初の英語があまりわからない時から常にフレンドリーに接してくれ、実際に使用する機会にも溢れ、カナダに行く前から楽しんで英語力を伸ばすことができました。教科書で習った英語を、実際の生活での使用方法を言ってくれたのが特に良かったです。
カナダは移民国家なので、多種多様な人種、宗教、バックグラウンドをもつ人々が集まっており、ダイバーシティにあふれていたため多様性を肌で感じ、国際感覚が身につき、自分の視野も広がったと思います。カナダの高校生が授業内容について熱く真剣に議論をしている様子を見て驚きました。例えば社会の授業では国によって異なる歴史認識について真剣に反論し合っており、そういうことを勉強してきていなかった自分に恥ずかしさを覚えました。日本とは異なり、ディスカッション中心の授業であるため常に自分の意見を持ちや物事を批判的に捉える力が身についたと思います。
帰国後のTGRCの受験対策でも、カナダの経験や将来やりたいことを整理して、自分でアウトプットできるようにサポートしてもらうことができ、自信が持てるようになりました。 大学では主に新興国でのビジネス展開や国ごとの経済の違いなど、グローバルな経営戦略、経済などを研究したいと考えています。将来は、生活の衛生面に関わる製品を扱う企業などで、途上国をターゲットにしてビジネス展開をして利益を出しつつ、現地の社会問題、経済問題などに多面的に寄与したいと考えています。 - 留学コース/名古屋市立南天白中学校出身
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関西学院大学
文学部 総合心理学科
堀木 亮佑 くん -
小さいころから英会話教室に通っていたので、留学するためにTGRCを選びました。将来は心理系の仕事に携わりたいと考えていたので、英語の論文を読めるようになるために、自分が成長できると思いました。1年生のネイティブの授業ではいつも話しやすい雰囲気で普通に英語を学ぶよりも楽しく、自然と英語を身につけることができました。
留学中のホストファミリーはキャンプなどのアウトドアが好きだったので、カナダの大自然を楽しむことができました。カナダは自然や地形など日本と全く違うものなので、違う世界に来たみたいに自分が新しい体験をしているということを痛烈に感じたことを覚えています。人間性や国民性が環境によって作られ、環境が変われば考え方が違うように感じられ、今まで自分が持っていなかったような新しい考え方をできるようになれたと思います。同時に移民の少ない日本で育った自分たちは外国の知識をあまり持っていなかったことを知り、他民族の様々な文化について目を向けるいい機会になりました。留学先の高校で日本語の授業があり、先生のアシスタントとして参加させてもらい、日本語や日本文化についてのプレゼンテーションを行いました。この活動を通してカナダ人の友達がカナダの文化について教えてくれ良い文化交流だったと感じています。
帰国後にはTGRCの先生方が納得がいくまで親身に相談に乗ってくれ、受験対策をしっかりと教えてもらうことができました。先生方の助けなしでは成し遂げられなかったと思います。将来は公認心理師として働きたいと思っています。コロナ禍でもあるため新たなストレスが多く生まれている社会において、人の精神衛生を維持するカウンセラーとして人々の精神的健康を向上に役立てたらと考えています。 - 留学コース/春日井市立高森台中学校出身
TGRC対談 卒業生 × 先生本当に使える英語力とは
TGRC対談
卒業生 × 先生
本当に使える英語力とは
世の中を取り巻く様々な状況によって、ビジネスの世界でも多くの業種においてリモート化が進んでおり、コミュニケーションの重要性が更に高まりつつあります。世界ではもはや英語ができるのが普通になっていますが、TGRCでは単に英語が得意な人を目指すのではありません。本当に使える英語力とはどのようなものなのでしょうか。また、TGRCではそれをどのようにして身につけるのでしょうか。二人のTGRC卒業生、AzukiとSeitaroを招き、TGRCの英語国際教育を開発した冨永尚先生と語っていただきました。
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- 冨永 尚先生
東海学園高等学校 留学コース - 東海学園高等学校留学コースの設立当初から議論で使える英語でのコミュニケーション力とグローバルマインドの育成を続けてきた。30年間以上にわたって英語ディベートの指導をおこない、生徒の英語力向上を目指している。
- 冨永 尚先生
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- 鈴木 亜月さん(名古屋市立神沢中学校出身)
神戸市外国語大学 外国語学部 国際関係学科 - 留学中は学校全体でR-wordに対する知識を深めるためにプレゼンテーションや署名活動を行った。教会やフードバンクなどで行う奉仕活動の企画、運営に携わるなど幅広い活動に取り組んだ。将来は教育者として次世代のグローバルリーダーを育成することを目指している。
- 鈴木 亜月さん(名古屋市立神沢中学校出身)
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- 坂口 勢太郎くん(名古屋市立宮中学校出身)
関西学院大学 総合政策学部 - 留学先の学校イベント「トラッシュ・ファッションショー」では、捨てられてしまうプラスチックごみを再利用し、日本の着物として作り変えるなど、日本文化を広め、たくさんの文化交流を行ってきた。大学では企画力、交渉力のスキルを身につけ、将来は国際企業、国際機関でSDGsの達成に貢献することが目標。
- 坂口 勢太郎くん(名古屋市立宮中学校出身)
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- 冨永先生
- 一般的な高校と違い、本校の留学コースは海外で長期間過ごすことによって様々なことを学んだと思いますが、具体的にどんなことを学ぶことができたと思いますか。
- Azuki
- 異文化理解です。つまり、他者との相違を認識することだと私は思います。自分が100%マネしなくてもいいから、その文化や現地の人の違いを理解することが大切だと思います。その上で、相手をリスペクトして行動することも大切です。カナダ留学中の友人の中にニカラグアから来た子がいました。5年くらいカナダに住んでいて英語が話せたのでとても仲良くなり、生物や化学を一緒に受講したりしました。宿題をするとき気軽に家に入れてくれたんですよね。スペイン系だなぁって思いました。自分と違う背景を持った人たちともどう付き合うかは、国によって違うなあ、と実感しましたね。
- 冨永先生
- 様々な文化の人たちと接することによって、文化の違いも生で触れることができて、多様性を肌で認識できた、ということですね。私もそれは海外に滞在する一つの大きなメリットだと思いますよ。留学中、特にどんなことに取り組みましたか。
- Seitaro
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留学中のホストが明るく活動的で、キャンプに連れて行ってもらい、ウェイクボードやスノーモービルの体験もできて、日本ではできない経験が多くできたし、大自然の中で素晴らしい体験ができましたね。僕はボランティア活動をたくさんやって、人脈を広げることができたと思います。例えば、地域清掃とかFood bankなどスペイン人の友人と一緒に取り組みましたね。地域での問題点に気づくきっかけになりましたよ。
留学先でボランティアをしている際、second-hand storeで服が大量に捨てられているのを目の当たりにしたことがあったんですね。それをきっかけに、Fast-fashionについて東南アジア諸国で強制労働が発生したり、染色により捨てられている大量の汚染水が発生していて、環境汚染が発生したりしているそうなんです。この時に感じた思いによって、関西学院大学の総合政策学部で環境と経済のバランスや貧困問題について研究したいと考えるようになりました。
- 冨永先生
- なるほど。ボランティア活動に参加することも、すごく貴重な経験になりますね。海外の社会活動に参加したことが、大学でさらに学びたいことや研究したいことのきっかけになる人が多いと思います。TGRCではSDGsについて、また、社会問題についてのDebate活動を通して、社会で起きている問題についてたくさん調査したり、議論したりする機会もありますから、身につける力が英語力だけではないと思います。
- Azuki
- 私はカナダの高校では生徒会活動にも積極的に参加することができました。環境週間には、家から必要ないものを回収して、Salvation Army(救世軍)などの団体を通して、イベントで寄付をしたりしたんですよ。様々な課外活動に参加したことで、カナダの高校や社会に溶け込むことができたんだと思います。部活動やスポーツの活動にも参加することで、いろんな人たちとも交流することができましたしね。
- 冨永先生
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とても良かったですね、課外活動や、部活動にも参加したのですね。過去にはバレーボールやバスケットボールなどの部活動に参加している人もいましたね。野球やフィールドホッケーなどにも参加していました。みんなが口を揃えて言っていたのは、授業以外での友人がたくさんできて、遠征や、試合をすることで、より親密な関係作りができたってことですね。毎年、言っている人が多くいましたよ。
では、TGRCに入ってよかったことは何ですか。
- Azuki
- TGRCはまず何よりも、HR担任がネイティブスピーカーの先生であることですね。HRが英語で行われているのはためになったし、留学前にすごく役に立ちました。学習面ではライティング練習やスピーキング練習などの英検対策といった英語学習や大学受験対策などのサポートがしっかりしていること。それから、進路面では自分の進路に応じた指導を個別に見てもらえたことですね。
- 冨永先生
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外国人の先生が担任であることで、日常的に英語を当たり前のように、話したり、聞いたりする機会があるのは確かに留学前に実践的な準備になるでしょうね。
英検や受験については、みなさんの英語力や性格に応じてアドバイスをする、というのがTGRCの特徴だと思います。同じ英語力といえども、Listeningが得意な子もいれば、文法が得意な子もいますから、その子のスキルに合わせてアドバイスをすること、これが大切だと考えています。
- Seitaro
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英語力に関わらず、Presentationがあったのがよかったと思います。グラフやDataを使っての英語でプレゼンテーションの機会もよかったですね。パソコンでパワーポイントのスキルがついたり、パソコン検定を受験し、資格を取ったことも有効でした。
安楽死の問題など社会問題について英語でDebateをしたりする機会はとてもためになりました。また、Small Debateなど英語を使う機会が多くあったのも、使える英語力を伸ばせれたきっかけになったと思います。洋画の内容をベースにして、自分の意見で議論する授業もすきでしたね。TGRCでは全教科に渡って考える授業が展開されていたように思います。学びをさらに深めることができました。あと、自分で居残りをして遅くまで自習する環境があったのもよかったと思います。静かな環境で英字新聞を読んだり、自習したりするのもよかったですね。
- 冨永先生
- そうですね。プレゼンテーションやディベート活動というのはTGRCの特徴ですね。生徒自身が英語を使ってやりとりする機会はたくさんありますね。中でも、ただ日常的な英語を使えるようになるのはもちろんのこと、英語を使って論理的に考えたり、思考を深めたり、また一つのことを別の視点から観て意見を構築するという力を養成できるように様々な活動に取り組んできましたね。
- Azuki
- コロナの影響でTOEICの受験機会がなくなってしまったんですけど、校内でIPテストがあったので助かりました。学外での行事やスピーチコンテストなどにも参加できたのはよかったです。
- 冨永先生
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TGRCではTOEICを学内でその都度受験をして、英語力の伸長度を常に客観的に把握していますからね。次にどのような学習を効率的に取り組んでいけばよいかを、よく皆さんに個別面談で話していましたね。Azukiさんは特にスピーチにも意欲的に取り組んで、発音にも磨きがかかったのを覚えていますよ。(笑)
ところで、Seitaro君は大学で総合政策学科に進んだ理由は何ですか。
- Seitaro
- 留学コースの授業でも取り組んだSDGsの学びを踏まえて、総合政策学科で学ぶことを選択しました。この学部は文理融合型の学部で、英語だけに特化するのではなく、世界で起こっている事情を多角的に見る力も必要とされるので、将来にも生かされると思ってこの学部を選びました。
- 冨永先生
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SDGsについては先ほども触れましたが、TGRCでも、明照コースでも取り組んでいますね。世界に目を向けつつ、私たちの視野を広げていくことは、本当に重要だと思いますよ。
では、これから入学してくる人達にメッセージをお願いします。
- Azuki
- 今後AI化が加速し、仕事していくうえで、日本だけでは培えない能力というのが絶対あると思うんです。多角的に物事を考えることというのは人間にしかできない能力であると思います。きっかけは「英語が少し好き」っていうことでもいいので、考える人になるためにも、使える英語を身につけるためにも、ぜひTGRCで学んでほしいです。
- Seitaro
- 高校1年生にとって留学するということは挑戦だと思います。経験したことがないからこそ、ためらうことなく経験をする、その挑戦する気持ちが大切だと、1年間初めてカナダに滞在して思いました。まず一番は自立することができた、ということです。中学3年生で長期留学を決断することは、とても大きな決断だったと思います。しかし、親元を離れ自分で選択をして行動していくこと、自ら経験したことがないことに挑戦することで成長できたと思うし、TGRCは成長できる機会だと思います。
- 冨永先生
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カナダでの留学に行けば誰もが英語力を飛躍的に伸ばせるということではなく、皆さん自身の前向きな取り組みが、人間を変化させていくのだと思います。
これまでの多くの先輩たちがTGRCで留学を成功させていきましたが、高校生が一人で海外に出るのはとても勇気がいることだとわかっているからこそ、私たち教員もとても誇りに思っています。「海外に行って英語を学びたいなあ。」と漠然とイメージしていてもなかなか実行に移すことは大変だとは思いますが、よく挑戦したと心から思いますね。大学に入っても、さらに次のステージで目標をもって成長して、社会に役に立つ人になるべく、頑張ってくださいね。応援しています。
(本校・御中学校にて)など随時行っています。
お気軽にご相談ください!
東海学園高等学校 留学コース検討委員会
※長期休業期間 夏季8月8日~8月16日、
年末年始に12月26日~1月5日
留学コースを目指す人たちへ
経験豊富で質の高い本校専属ネイティブが、早朝から放課後までいつでも楽しく指導。生徒一人ひとりの話す時間をより多くし、ネイティブと会話をする経験を兼ねることでネイティブとの会話に気後れしない強い心を育てます。また、本校専属のアメリカ人・カナダ人・イギリス人の英語、男性・女性の英語と、様々な英語に触れることによって、国際的な理解を深めます。

Sarah Williams(アメリカ出身)
サラ・ウィリアムズ先生

Erik Tsuchiya(アメリカ出身)
エリック・ツチヤ先生

Adam Demby (アメリカ出身)
アダム・デンビー先生
留学コース1年生 担任

David Alcock(イギリス出身)
デイヴィッド・アルコック先生
留学コース2年生 担任

Amy Barton(イギリス出身)
エイミー・バートン先生
留学コース3年生 担任
